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ヒト羊水幹細胞(hAFSC)の炎症抑制作用に関する研究成果が論文発表されました

慶應義塾大学とのヒト羊水幹細胞(hAFSC)に関する共同研究において、hAFSCの炎症抑制作用に関する研究成果が論文発表されました。腹膜炎モデルマウスにhAFSCを投与することにより、免疫システムの要であるマクロファージや制御性T細胞と関わり炎症を抑制することを示した内容です。
落合大吾先生率いる研究チームは、これまでにhAFSCの投与が新生児敗血症モデルラットの生存率を上げ、神経学的な予後に寄与することを報告しています。
このようなhAFSCの働きの解明は、hAFSCを用いた再生医療の開発につながる研究成果となります。

 

<論文タイトル>
Human Amniotic Fluid Stem Cells Ameliorate Thioglycollate-Induced Peritonitis by Increasing Tregs in Mice. Int. J. Mol. Sci. 2022, 23, 6433.
https://www.mdpi.com/1422-0067/23/12/6433