よくあるご質問

Q
採取保管

私の出産予定の医療機関でさい帯・さい帯血は採取できますか?

A
採取保管

当社までお問い合わせください。
なお、これまで採取していただいたことのない医療機関でも、担当医師のご了承が得られれば採取は可能です。

Q
採取保管

さい帯とさい帯血の違いは何ですか?

A
採取保管

さい帯とさい帯血は、含まれている主な幹細胞の種類が異なり、使われ方もそれぞれです。さい帯は、さい帯に含まれる幹細胞を培養する過程で出る上清液というものを使った投与が増えています。詳しくはこちら
一方、さい帯血は脳性まひなど脳神経疾患への投与が進んでおり、国内や海外で運動機能の改善の論文も発表されています。

Q
採取保管

さい帯を採取希望の場合、病院から出産記念のへその緒はもらえますか?

A
採取保管

さい帯保管は一部分のみを採取し保管いたします。 採取しない部分を、出産記念として貰えるかにつきましては、医療機関へお問い合わせください。

Q
採取保管

さい帯・さい帯血は採取・保管できないことはあるのでしょうか?

A
採取保管

さい帯(へその緒)は出産の状況に左右されにくく、比較的安定して保管に至りやすいです。なお、さい帯血は採取できても、細菌の混入や検体量の不足などの理由により10人に1人程度の割合で保管に至らないケースがございます。
そのためホープセルでは、全例でさい帯・さい帯血を採取し、出産時にしか採れない貴重な細胞のどちらか一方は必ず保管できるよう努めています。

採取ができない
場合

細胞数が基準値に
満たない場合

細菌混入が
あった場合

採取できない場合

  • 分娩時の状況により採取が困難な場合
    (早産・緊急帝王切開・出血多量など)
  • 検体の状態により採取が困難な場合
    (さい帯が細い・血液の凝固)
  • 出産日が早まり、採取キットの到着前にご出産された場合
  • 緊急搬送等で転院され、転院先の施設が採取の対応をしていない場合

保管できない場合

  • さい帯・さい帯血の採取量が極端に少ない場合
  • さい帯血の細胞数が弊社の定める規定値量に満たない場合
  • さい帯血に細菌の残存が認められた場合
Q
採取保管

保管施設は地震などの自然災害の影響を受けませんか?

A
採取保管

細胞保管センターのある横浜市緑区は、堅固な地層を支持基盤としており、地震による液状化の危険がありません。また津波到達予想区域から7㎞内陸に離れた地点にあるため、津波による心配もありません。

Q
契約

途中解約はできますか?

A
契約

保管期間の間はお客様都合による途中解約は承ることができません。

Q
契約

さい帯またはさい帯血が採取・保管できなかった場合支払いはどうなりますか?

A
契約

さい帯・さい帯血の両方とも採取・保管できなかった場合は、ご請求は発生いたしません。なお、さい帯・さい帯血のどちらかが採取・保管できる場合はご請求が発生します。

Q
契約

申し込みはいつまで間に合いますか?また申し込みの際はどのような手続きが必要ですか?

A
契約

事前にオンライン上でのご契約手続きや採取に必要なキットの事前準備が必要となりますので、ご予定日の1ヶ月ほど前までのお申込みをお願いしています。
また、医療機関には依頼書(同意書)のご提出をお願いいたします。
くわしくは「ご契約の流れ」をご覧ください。

Q
契約

さい帯・さい帯血はどちらの保管を優先した方が良いでしょうか?

A
契約

さい帯とさい帯血ではそれぞれ多く含まれている細胞の種類が異なり、対象となる疾患にも違いがあります。
また、さい帯血については出産の状況により採取や保管に至らないケースが一定の確率で発生しますので、当社ではさい帯・さい帯血をセットで保管いただくプランをお薦めしています。

Q
契約

地震などによって保管したさい帯やさい帯血が滅失した場合はどうなりますか?

A
契約

万が一、地震等の天災で施設が影響を受けた場合でも、さい帯血を受け入れられるよう、東京と横浜にそれぞれ細胞処理センター(CPC)を構えています。どちらかが影響を受けても、もう一方のCPCで対応可能です。また細胞は、細胞保管センターにて液体窒素が充填されたタンクで凍結されております。液体窒素の確保については、複数の大手ガス会社と提携しており、施設内にも液体窒素の備蓄があるため、有事の際でも液体窒素を供給することが可能です。ただし、万が一不可避な天災に見舞われ細胞が全部滅失してしまった場合、ONEホーププラン/Wホーププランでのご契約では、年割にて保管費用をご返金させていただくこととなります。以前のプランでお申込みの場合は、ご契約書をご覧下さい。なおご不明な場合は、弊社までお問い合わせ下さい。

Q
契約

契約終了後はどうなりますか。
また、さい帯血は契約終了後に公的さい帯血バンクに寄付することはできますか?

A
契約

契約期間満了日が近づいたら、契約更新をされるか、更新せず契約終了とされるかを選択していただきます。
なお、第三者への投与を目的とした公的さい帯血バンクへの寄付はできかねます。

Q
契約

支払はいつですか?また、医療費扱いになりますか?

A
契約

ご出産後すべての品質検査が終了後保管が確定となりました際に請求書をメールにて送付いたします。なお、現在は医療費控除の対象にはなりません。

Q
契約

上の子の時に契約しましたが、これから産まれる子も契約したいです。
資料請求は必要ですか?

A
契約

お2人目以降のご契約の際も、まずは資料請求をお願いいたします。その後、資料請求受付完了のメールや資料より、オンラインにてご契約いただけます。またリピーターさまは30,000円の割引が適応となります。

Q
使用

本人以外にもきょうだいや両親にも使用できますか?

A
使用

さい帯から製造できる培養上清は、お子さまご自身だけではなく、ご家族の皆さまにも使用いただけます。
さい帯血の使用については、疾患により異なります。脳性まひなど脳神経疾患には、お子さまご自身以外にもきょうだい間での使用も検討されます。国内では高知大学にて脳性まひへのきょうだい間投与の臨床研究が実施され、当社保管者を対象とした投与が実施されています。
きょうだい間投与の場合は、白血球の型(HLA)の一致により使用できるか判断されます。きょうだい間のHLAが完全に適合する確率は25%、半分が適合する確率は50%です。きょうだい間では血縁関係のない場合と比較して高い確率で適合することから、再生医療・細胞治療の備えとして大変有意義であると言われています。

Q
使用

さい帯・さい帯血は1度きりしか使用できませんか?

A
使用

さい帯は凍結した組織を培養し増やすことで複数回使用できる可能性があります。さい帯血はほとんどの場合、すべてを1度に使用します。

Q
使用

これまでの使用実績を教えてください。

A
使用

さい帯血はこれまでに36例の使用実績があります。(2024年11月時点)

Q
使用

万が一、利用(または投与)することになったら追加で費用はかかりますか?

A
使用

対象となる疾患や医療施設の場所、参加する治療プログラム等によりかかる費用はさまざまです。 臨床研究へ参加される場合は費用がかからないこともあります。
なお、お預かりしているさい帯やさい帯血を、国内の医療施設へ輸送する費用については、当社が負担いたします。

Q
使用

どこの病院で治療に使用できますか。

A
使用

治療や疾患によって異なりますが、国内では臨床研究の実施期間や条件に合えば投与が可能です。
また、臨床研究に参加出来ない方向けに、米国デューク大学でさい帯血の投与を行うことができるプログラムがあります。
他にも、まだ国内では実施されていない再生医療もありますが、患者様の病状やご要望をヒアリングさせていただき、今後実施する可能性のある医療施設へご紹介させていただくことも可能です。

Q
使用

さい帯やさい帯血は効果があるのでしょうか

A
使用

脳性まひに関しては、国内やアメリカなどで運動機能の改善に関する論文が報告されております。
自閉症スペクトラム障害に関しては、アメリカで発表された論文により、社会性やコミュニケーション能力が一定の条件下で改善する可能性が示されています。