実際のご利用者のお声

さい帯血を実際に保管・利用された方々が、貴重な生の声を聞かせてくださいました。保管をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま

元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。

さい帯血を投与してからは
できることが増えました!

アメリカ デューク大学で
さい帯血投与を受けたお子さま

出産事故で重い障害を抱えた息子は、リハビリをしても運動機能が伸びず、数年を過ごしていました。
7歳のとき渡米してデューク大学でさい帯血を投与してからは、少しずつですが出来ることが増えました。
硬直して思い通りにならなかった手がボタンを押そうと下手ながら動かせるようになり、少しずつ成功するようになっています。
本人はできることが増えて、とても楽しそうです。
言葉への反応も明らかに明確になり、私の言っていることを理解してくれている顔になりました。
さい帯血治療を受けられて本当に良かったです。

妹のさい帯血が、お兄ちゃんの
希望の光になりました

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま

長男は新生児黄疸が原因で脳性まひになりました。その後、長女を妊娠しましたが、長女が万が一脳性まひになった時を想定してさい帯血を保管しました。長男が6歳の時、高知大学できょうだいのさい帯血を使った脳性まひの治療の臨床研究が開始されたことを知り、当時4歳の長女は健康でさい帯血が必要なかったため、長男に使えたらと思い参加しました。
もともと長男は自分で歩くことができましたが、とても不安定で転びやすく、また重い言語障害もあり、家族ではないと聞き取れないくらい発音が不明瞭でした。でも、さい帯血を投与してからは歩行が安定し転ばなくなり、現在はジャンプまでできるようになりました。言語障害も改善し、学校の先生やお友達と会話を楽しめるくらい発音も良くなりました。オムツも卒業でき、本当にたくさんのことが自分でできるようになってとても嬉しそうです。
麻痺が改善し日常的な介助がかなり減ったことで、将来的にも自立への道が拓け、家族全員にとっても、さい帯血を保管して本当に良かったです。

保管者の声

命を守るかけがえのない保険

我が家にとってさい帯血は生命保険のようなもの。でも、それは単なる生命保険ではなく、万が一の命を救ってくれるかけがえのない保険です。最近ではニュースなどで、さい帯血の話題が頻繁に取り上げられているので、多少の興味や知識はありましたが、改めて病院の母親学級でさい帯血の説明を聞いたとき、その重要性と安全性、そして高い治療効果に驚きました。将来的にその価値がさらに高まることを期待して、さい帯血を保管することにしました。私たち夫婦は、子どもの命を全力で守ることは、何よりも重要な親としての役目だと考えています。我が子が大きくなったときに、さい帯血とはどういうものなのかを、命の大切さとともに教えようと思っています。

さい帯血の限りない可能性に期待

初めて妊娠がわかったときこの命を守ってあげたいと思いました。そして、彼女に初めて会ったとき、この子を守らなければならないと改めて強く思いました。さい帯血はまだまだ未知数の宝箱です。私が彼女に与えた初めての財産であると同時に彼女の持ち物でもあります。何に使うのか私だけで決めるのではなく、彼女と話し合って決めたいと思いました。彼女が使い道を決められるまで大切に保管してあげたいと思い、ステムセル研究所にお願いしました。将来は公的、民間の区切りなく、いろいろな形で使えるといいなと思っています。

スタッフの方々の親切丁寧な
対応から、さい帯血のさらなる
可能性を感じて

医学の進歩には驚かされます。さい帯血の脳性麻痺症例への投与もその一例です。親として万が一のことを考え、バンクに保存させていただきました。しかし、現在分かっているさい帯血治療の効果だけでなく、更なる可能性を秘めた治療法なのかと感じております。ステムセル研究所スタッフ皆様の親切かつ丁寧なご対応に深く感謝いたします。自宅出産というイレギュラーなさい帯血回収にご対応いただき、大変熱心に施設見学の際も説明いただいたりと上記よりわが子のさい帯血を保存した事に本当に満足しております。さい帯血移植をはじめ、再生医療が難治疾患に新たな希望を与えてくれることを願っております。

まさかの時に後悔しないために

1人目の出産前に、病院でさい帯血の事を知り、はじめはすごい事ができるものだと簡単に思っていました。出産が近付くにつれ、生まれて来る子がこの先、何十年と生きていく上で、ほんの数パーセントの確率かもしれないけれど病気になった時必ず保管しなかったことを後悔するという思い、生まれてくる子どもの為に初めてなにかしてあげられるという思いで保存を決めました。2人目の時は、姉弟が保管しているから、万が一の時も適合するのではと悩みましたが、上の子の時と同じ思いで保存を決めました。この先、2人の子供に何があるかわかりませんが、保存したさい帯血を使うことなく健康で元気に育ってくれればと思っています。