拡大アクセス制度(EAP)を利用した
さい帯血投与治療のご案内
拡大アクセス制度
EAP(Expanded Access Protocol)とは
有効性が確認された臨床研究と同等の方法でさい帯血投与を受けることができるプログラムです。 アメリカのデューク大学では、この制度のもと、脳性まひ、低酸素性虚血性脳症、その他の脳障害をお持ちの26歳までの患者さまを対象に、このEAP制度のもとさい帯血投与を行っており、これまでに500名以上の患者さまが世界各国からデューク大学へ行き、さい帯血投与を受けています。ステムセル研究所の保管者様では、これまでに13名の方がデューク大学でさい帯血投与を受けています。(2024年10月時点)
※本内容はステムセル研究所に寄せられた情報を元に作成したものであり、予期せず手続き方法が変更される場合があります。
※EAPは、デューク大学が実施するプログラムであり、当社のサービスではございません。
ご登録およびご参加に関しましては、当社では一切の責任を負いかねます。
EAPの特徴
1
ご本人またはごきょうだいの
さい帯血がプライベートバンクに
保管されている方が参加できる
1
ご本人またはごきょうだいの
さい帯血がプライベートバンクに
保管されている方が参加できる
2
対象年齢が26歳まで
2
対象年齢が26歳まで
3
他の臨床研究の条件に
当てはまらなくても参加できる
可能性がある
3
他の臨床研究の条件に
当てはまらなくても
参加できる可能性がある
さい帯血など体性幹細胞を用いた再生医療のパイオニアであるデューク大学は、アメリカノースカロライナ州にある私立の名門大学です。伝統的に医学部が高い評価を受けており、附属病院は長年アメリカ国内の病院トップ10に位置しています。
Duke University School of Medicine Office 40 Duke Medicine Circle,124 Davison Building, Durham, NC 27710
さい帯血投与までのSTEP
デューク大学との連絡は英語で行います。
本ページに翻訳と送信文例を掲載しておりますので、ご参考ください。
デューク大学のEAP連絡窓口に連絡
▼EAPの連絡窓口はこちら▼
e-mail:
cordbloodtherapyinfo@dm.duke.edu
tel:
(919) 668-1102
送信例
Dear staff of Duke University,
I would like to participate in your clinical trials or EAP using cord blood.
Please let me know how I can get registered.
Regards,
Hanako Saitaiketsu
デューク大学より、申請登録のご案内がメールで届きます。
デューク大学へ申請登録
注意事項
フォームには英語でご入力ください。
登録後にさい帯血報告書(Cord Blood Report=CBレポート)を別途送る必要がありますので、ステムセル研究所までご連絡ください。
株式会社ステムセル研究所
Tel:0120-346-257
9:30~17:00(土日祝祭日を除く)
Eメール:stemcell@stemcell.co.jp
1.EAPの申請登録
デューク大学から届くメールに記載されたURLから手続きを行います。
2.CBレポートの提出
申請登録の完了後、デューク大学からCBレポートのアップロードの案内メールが届きます。ステムセル研究所が発行したCBレポートを、案内メールに記載されたURLよりアップロードします。
デューク大学より、
簡易審査結果がメールで届きます。
デューク大学への申し込み状況により
数ヶ月かかる場合があります。
デューク大学へ必要資料の提出
簡易審査を通過した場合、以下についてガイドがあります。
1.HLA検査
(きょうだい間投与を希望する方のみ)
2.医療情報の準備
以下の医療情報について、提出の指示がきます。
①主治医が作成した最も新しい検診結果
- 1年以内のものが必要です。
- 診断名が含まれている必要があります。
②これまでのすべての健康診断の記録、現在の投薬の情報等の医療情報
- 必ずしも医師が作成する必要はありません。
③遺伝子異常検査の結果(該当するものがあれば)
④これまでに受けた細胞治療の概要(該当する場合)
⑤お子様のお顔の写真(正面・横)
⑥血液検査の結果(1年以内に行われたもの)
-
・赤血球数/ヘモグロビン濃度/ヘマトクリット値/血小板数/白血球数/白血球分率(リンパ球・単球・好中球・好酸球・好塩基球)/血清クレアチニン/総ビリルビン/ABO Rh血液型
◆医療情報のご準備に関する注意点◆
- すべての資料は英語でご準備ください。
- 翻訳は、医療機関や医師が行う必要はございません。翻訳については、おかかりの医療機関へのご相談の他、翻訳サービスのご利用やご自身での翻訳でも提出ができます。
- すべての資料には、患者様のお名前が記載されている必要があります(手書き可)。
- 必要に応じ、デューク大学より追加の検査結果を求められる場合があります。
3.EAP参加同意書
デューク大学より、
EAPの受入れ判断の結果がメールで届きます。
1.Duke大学への入金
デューク大学に15,000ドルを前払いする必要があります。
その他、さい帯血の輸送費が別途で60万円程かかります(2023年6月時点の調べ)。
*輸送費は為替や輸送業者の状況により変動します。
2.さい帯血の輸送
デューク大学へ入金後、当社にさい帯血の出庫の要請がきますので、当社からさい帯血の輸送のお手続きについて、ご連絡を差し上げます。
*さい帯血の輸送は、原則、お客様と輸送業者の取引きとなり、当社はその手続きを代行する形となります。
*当社保有の輸送容器を無料でお貸出しできます。輸送容器の品質は当社で厳正に管理しておりますが、万が一不備がありましても補償いたしかねます。
*輸送容器の使用状況により、輸送の予定を変更する場合がありますが、それにより生じる遅延等については責任を負いかねます。
3.投与日の日程調整
さい帯血がデューク大学に到着し、品質検査が行われた後に、投与候補日の連絡があります。
デューク大学の受け入れ状況により、さい帯血が到着してから投与日が決まるまで、数か月かかる場合があります。
4.渡航準備・出国
デューク大学より近隣のホテルリストが提供されます。航空券やビザ申請(ESTA)、ホテルの手配はご自身で行っていただくか、サポートプランをご利用いただく事ができます。
出入国における検疫措置に関する最新情報等は、厚生労働省ホームページにてご確認ください。
デューク大学病院内では、デューク大学専属の通訳者が
リモートでサポートします。
1日目:診察
簡単な医療チェックを受けたのち、治療についての同意書へ署名します。患者さまの本格的な病歴と身体的な検査を行います。病院滞在時間は、約30分です。
2日目:さい帯血投与
デューク大学病院内の輸血センターにて、さい帯血の投与が行われます。病院滞在時間は、約4時間です。
3日目:静養待機
投与翌日は宿泊施設での静養となります。投与後の体調次第では、近隣への外出が認められます。
4日目:帰国
による安心サポートプラン
JTA inc.の通訳が同伴し、皆さまのご案内をいたします。
空港からの移動が不安、外国語での会話が心配な方など、
幅広いニーズにお応えいたします。
航空券やビザ申請(ESTA)、ホテルの手配などもご相談いただけます。
空港送迎プラン
3名様まではサポート担当者の車に同乗可能(片道あたり$175~)。
皆さまを空港でお迎えし、ホテルでのチェックインのお手伝い。
お帰りの際も$175 で同様にホテルのチェックアウト、空港カウンターでのチェックインをお手伝いいたします。
※4名からはタクシー使用となります。その際のタクシー料金は含まれていません。
5時間プラン($300~)
サポート担当者が同伴し、ホテル〜病院間のご送迎や、
お買い物のお付き添いなどのサポートいたします。
5時間を超過した場合は1時間につき$80にて延長できます。
※空港送迎・タクシー料金は含んでいません
10時間プラン($500~)
5時間プランの内容に加えて、観光などご滞在中の様々なリクエストに全面サポートいたします。
10時間を超過した場合は1時間につき$80にて延長できます。
※空港送迎・タクシー料金は含んでいません
5時間プランおよび
10時間プランのポイント
数日間に分けてご利用できます
ホテル到着後は3 名様まではサポート担当者の車にご同乗いただけます。
(4 名様以上の場合は別料金でレンタカー手配が必要なため、 JTA までご相談ください)
(駐車場代やガソリン代は別料金となります)
2家族以上など大人数となる場合は、 JTA までご相談ください
現地でカーシートのレンタルもご手配できますのでJTAまでご相談ください
空港送迎プランでタクシーをご利用の場合、空港からDuke大学までの料金は$50~60です
上記プランの他、1 時間 $80 でご利用いただける同伴通訳サポートもございます
その他ご質問等は下記メールアドレスへお気軽にご連絡ください
e-mail:
admin@jta-inc.com
担当者:
ハントナーよしみ
企画・実施:
JTA, INC. www.jta-inc.com
ご不明な点などございましたら、
お気軽にステムセル研究所まで
お問い合わせください。
0120-346-257
受付時間:平日9:30~17:00(土・日・祝日休)
EAP参加者さまの声
HOPECELL NEWSでは、実際に投与を受けた⽅の滞在中の流れや、
海外での⽇本語サポートを受けた経験談もご紹介しています。
さい帯血を投与してからは
できることが増えました!
アメリカ デューク大学で
さい帯血投与を受けたお子さま
さい帯血を投与してからは
できることが増えました!
出産事故で重い障害を抱えた息子は、リハビリをしても運動機能が伸びず、数年を過ごしていました。
7歳のとき渡米してデューク大学でさい帯血を投与してからは、少しずつですが出来ることが増えました。
硬直して思い通りにならなかった手がボタンを押そうと下手ながら動かせるようになり、少しずつ成功するようになっています。
本人はできることが増えて、とても楽しそうです。
言葉への反応も明らかに明確になり、私の言っていることを理解してくれている顔になりました。
さい帯血治療を受けられて本当に良かったです。