妊娠初期に風邪をひいたら・・・ 妊婦さんに優しいホームケア

記事監修者:助産師 坂田陽子 先生
助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

妊娠したばかりなのに風邪をひいた、どうしようと!ご心配のプレママさん、妊娠中は免疫力が低下して風邪をひきやすくなるといわれています。
早めに対策をとって、一日も早くお元気になりますように、本コラムで対処法などをご紹介します。
たかが風邪、されど風邪
風邪の症状は、さまざまありますが、妊娠していると赤ちゃんへの影響が何より気になるところです。
風邪をひいた影響がすぐ赤ちゃんに及ぶわけでなないといわれていますが、ママが薬を服用する際などは、注意が必要になります。
特に妊娠4~7週目には、赤ちゃんの中枢神経や心臓、消化器などの各器官が作られる時期なので、薬の服用には十分注意が必要です。
ですので、風邪をひいて、薬を服用して改善させたい症状があれば、産院や内科に行った方がベストということになります。
ちなみに、妊娠に気がつかずに、妊娠0~4週の間に風邪薬等を服用した場合は、市販の風邪薬を1週間程度服用しても問題ないといわれています。
もし、4週目以降に薬を服用した場合は、どのような薬をどの程度服用したか、医師に伝えましょう。
妊娠中はママの体調管理がとても大切になってきますので、たかが風邪、されど風邪・・・
受診をためらわないようにしてください。
特にコロナのご時世、躊躇してしまうお気持ちは大変良くわかります。しかし、ママの体は赤ちゃんを育む、大切な大切なお身体です。対面診療ならず、オンライン診療、電話診療など、方法は多様化しています。ご都合の良いものを選択してみてください。
風邪をひいたら・・・ 妊婦さんに優しいホームケア
受診する必要がないような症状でも、風邪をひいた時のだるさ、体調不良の感覚は、快適なものではありませんよね。
下記の方法をできる限り組み合わせて、元気の源!を作ってください。
・休憩
いつもより多く睡眠をとったり、横になる時間を設けるなど、体がゆっくりできる時間を作りませんか?
お仕事されているプレママさんは、休暇や時短ワークを選択することは可能ですか?
上のお子さんを子育て中のママさんは、上のお子さんを一時保育に預けたりすることはできませんか。難しかったら、ビデオなどを観てもらったりして時間を作るのはいかがでしょう。
・水分補給
もし発熱していたら、脱水症状の危険も出てきますので、水分補給をこまめに行いましょう。
身体のデトックスにも、有効かなと思いますので、水分は頻繁にとってください。
また、身体に吸収されやすい経口補水液やスポーツドリンクは、効率良く水分とミネラルの補給が出来ます。
・栄養
しっかりお料理しなきゃ!と思っても、風邪の身体にはとても負担がかかりますよね。
世の中に存在する便利なアイテムや宅配サービス等を利用して、無理なく、美味しく食事すれば、医食同源の精神で元気を得られると思います。
世の中に存在すると申しましたが、例えば、お味噌汁一つとっても、出汁をとり、材料一つ一つを刻んで工程を経る作り方もあれば、すでに出汁入りの味噌を使い作る方法、ひいては、レトルトの味噌汁もあります。
風邪のときは、まずは、時短で栄養を取れることを目指して、便利アイテムの出番ではないでしょうか。
推し!グルメ「お味噌汁」
お味噌汁の話になりましたが、我が家の体調管理に、お味噌汁はなくてはならないものとなりました。
現在10歳、5歳の一男一女を囲んだ朝食には必ず、たとえ主菜がパンであっても、お味噌汁が登場します。
私が寝坊してしまうと、出汁入り味噌を利用して高速で作ることもあります(笑)
我が家の好みは、たっぷりのかつお節で出汁をとったもので、具の定番は、豆腐・油揚げ・ネギです。
体調がすぐれない日は、ネギを多く入れたり、野菜の品目を増やし、栄養価を上げます。
味噌は、発酵食品ですので、腸の調子を整えて、免疫を上げる効果もありますし、お味噌汁の具には、季節の野菜や豆腐など、栄養が豊富なものを入れることができます。
一つのお椀から身体に吸収することがこんなに豊富で、何だか、身も心もほっこりあったまるお味噌汁。
風邪の症状にも、元気な一日の始まりにも、我が家の推しグルメ!は「お味噌汁」です。
まとめ
風邪の対策について書かせていただきましたが、一つでも参考になることがありましたら幸いです。
妊娠初期には、つわりやだるさといった身体の変化も起こり、一体私の身体はどうなっていくの?と戸惑いも多いことかと思います。
私も、10年前の長男妊娠時、つわりが重く、一日一日が大変長く感じました。
今振り返りますと、最初は10mmの赤ちゃんがおなかの中で、どんどん成長していくこと、毎日が奇跡のような時間だったなと思います。
妊娠生活は本当に幸せなかけがえのない時間です。
お体を大切にして、素敵な妊娠生活となりますように。
赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?
赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。
幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。
- 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
- 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
- どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
- 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
- それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。
実際に保管・利用した方のお声
出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま
さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています
元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。
さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。
その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。
医師からのメッセージ

総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生
応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療
近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。
さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」
株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。
ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

研究所

研究所
国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

研究所
無料パンフレットをお送りします!
さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。
赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。

この記事の監修者
助産師 坂田陽子 先生
経歴
葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。
日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業
資格
助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー