妊娠中期にお腹が張る原因とは?対処法や病院へ行く目安も解説

「妊娠中期なのにお腹の張りがつらい…」
「出産はまだ先なのに、こんなにお腹が張って大丈夫なの?」
と悩んでいませんか。
妊娠中期にお腹が張る原因は、子宮の収縮や拡大などがあげられます。
妊娠中期でお腹の張りを経験することは珍しくなく、対処法もあるのです。
この記事では、おもに以下の内容を解説していきます。
- ・妊娠中期にお腹が張る3つの原因
- ・お腹の張りの対処法
- ・病院へ行く目安
この記事を読むと、妊娠中期に起こるお腹の張りとそれに伴う不安も解消でき、楽に安心して過ごせるようになりますよ。
妊娠中期にお腹が張る3つの原因
妊娠中期にお腹が張る原因としては、子宮の収縮・子宮の拡大、疲れなどが原因と考えられます。
・子宮の収縮・拡大について
子宮は、伸縮性のある子宮筋という筋肉でできています。子宮は、赤ちゃんの成長とともに徐々に大きくなり、また反射的に縮もうとすることがあり、その際の収縮が「お腹の張り」の原因となります。一時的で、数分で治まることがほとんどかと思いますが、休んでも治らないような、強めの張りを感じたら、産院を受診しましょう(後述の『病院で受診すべきお腹の張り方』をご参照下さい)。
・疲れについて
疲れがたまると、お腹が張りやすくなります。動き過ぎてしまったり、お仕事を頑張り過ぎてしまったときなどは、ゆっくり過ごすように心がけてください。
対処法|妊娠中期に起こるお腹の張りには安静が効果的
お腹の張りを感じる場合は、横になって安静にするのが良いと言われています。子宮の収縮は、生理的な現象ですので、ゆっくり過ごしてお腹の張りの治まりを待ちましょう。張り感じた時点で、一度その動作を止めて、椅子に座ったり、横になったりしましょう。我慢して動き続けると、症状が悪化する可能性があります。
【注意】病院で受診すべきお腹の張り方
・動けないほどの痛み、息苦しさや動悸がある
このような張りがある場合は、緊急性が高い為、すぐに産院へ連絡し、受診しましょう。
・出血を伴う張りや痛み
このような場合も緊急性が高く、産院への連絡をして、受診しましょう。
・妊娠高血圧症の方
お腹の張りがある場合は、産院へ連絡し受診しましょう。
緊急度の高いお腹の張りを放置すると、胎児への影響が出る懸念もでてきます。上記に該当する場合は、すぐに病院に連絡し、受診することを覚えておきましょう。
【体験談】妊娠中期のお腹の張りと安静に過ごせた方法―
お腹が大きくなると、とにかく物を持つのが大変で買い物も一苦労ですよね。しかし夕飯の食材や日用品など、買い物を避けられないときもあるでしょう。
そこで私が利用したのは、ネットスーパーです。
玄関先まで、届けてくれるサービスは本当に助かりました。
それから、お料理の時間は意外と立っている時間が多いです。
キッチンに椅子を持ち込んで、煮込んでいる間や、ちょっとの間でも座れる動作を選択できると楽に感じます。
また、いまは「中食(惣菜など)」もたくさんあるご時世です。
ご飯は炊いておいて、残りの一品か二品をパートナーにお願いしてもよいですね。
―まとめ―
お腹の張りは、休めば治まる場合がほとんどですが、強い痛みや、出血がある場合などは、躊躇わずにすぐに病院へ連絡しましょう。妊娠中期を過ぎると、いよいよ予定日も近づいてきて、赤ちゃんに会えるのももうすぐそこです!体験談でもご紹介しましたが、出来るだけ、家事などで無理をしない工夫をしてみてください。その後の育児生活でも、この工夫が役立つかと思います。どうそ、お体を大切になさって、楽しい妊娠生活をお送りください。
赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?
赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。
幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。
- 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
- 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
- どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
- 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
- それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。
実際に保管・利用した方のお声
出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま
さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています
元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。
さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。
その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。
医師からのメッセージ

総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生
応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療
近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。
さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」
株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。
ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

研究所

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国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

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無料パンフレットをお送りします!
さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。
赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。