採取から保管まで
「さい帯」「さい帯血」は、
ご出産後48時間以内に当社の細胞処理センターに届けられ、
幹細胞などを分離する作業を行います。
さい帯の採取
さい帯は医療機関の医師またはスタッフが採取します。出産後に採取されるため、母子ともに負担がなく安全です。

負担のない安全な方法でさい帯が採取されます。
搬送
採取したさい帯は、ステムセル研究所の専門スタッフが医療機関より確実にお預かりし、細胞処理センターに運びます。輸送中は温度を記録し、問題がないことを確認します。届けられた検体は、ご出産から48時間以内に処理作業が始められます。

処理・凍結
さい帯組織の処理から保管まで、十分なトレーニングを受けた技術者が担当します。さい帯は殺菌・洗浄の後、複数回の使用のために小分けにします。小分けにしたさい帯は容器に入れ、温度管理をしながら約-80℃まで凍結し、その後は液体窒素タンクで長期保存します。将来、保存したさい帯から幹細胞を効率的に取り出すために、 凍結による細胞のダメージを軽減する凍結保存液を用います。

長期保管
お預かりしたさい帯は、当社の細胞保管センターの液体窒素タンクで10年、20年と長期にわたり保管します。タンク内の液体窒素の量は常にモニタリングして安全性を保ちます。また、この国内最大規模の保管施設は、耐震はもちろんのこと、カメラやセンサー等を配備して常にモニタリングし、安全性を保ちます。

さい帯血・母体血の採取
さい帯血は医療機関の医師またはスタッフが採取します。出産後に採取されるため、母子ともに負担がなく安全です。また出産前もしくは出産後に、保管するさい帯血に感染源が含まれていないかを確認するため、お母さまの採血を行い所定の感染症検査を実施します。

搬送
採取したさい帯血は、ステムセル研究所の専門スタッフが医療機関より確実にお預かりし、細胞処理センターに運びます。輸送中は温度を記録し、問題がないことを確認します。届けられた検体は、ご出産から48時間以内に処理作業が始められます。

細胞分離処理
さい帯血の細胞分離から保管まで、十分な技術トレーニングを受けた技術者が担当します。法律の基準を満たす清浄度に管理された細胞調製室で、無菌的操作により、さい帯血から幹細胞を分離・抽出します。

幹細胞の凍結
調製された幹細胞は、凍結によるダメージを防ぐために凍結保存液を加え、温度をコントロールしながらプログラムフリーザーで約-80℃まで凍結。その後、液体窒素タンクにて約-190℃の超低温で保管します。

長期保管
お預かりしたさい帯血は、当社の細胞保管センターの液体窒素タンクで10年、20年と長期にわたり保管します。タンク内の液体窒素の量は常にモニタリングして安全性を保ちます。また、この国内最大規模の保管施設は、耐震はもちろんのこと、カメラやセンサー等を配備して常にモニタリングし、安全性を保ちます。
