陣痛・出産の兆候は?兆候を感じたら・・・

記事監修者:坂田陽子
助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

臨月を迎えると待ちに待った赤ちゃんに会える日も、もうすぐ!
でも、出産の兆候はわかるかしら?痛いイメージのある「陣痛」もうすぐやってくるのか、と不安な気持ちのプレママさんも多いのでは。
今回は、そんな不安が少しでも減るよう、出産の兆候と、出産の流れについて紹介します。
出産の兆候にはどんなものがある?
妊娠の経過も千差万別のように、出産の兆候も人それぞれあるようです。
一般的には、おなかが張りやすくなる、頻尿になる、おりものの増加がある、それまでよりも胎動を感じにくくなる、食欲が増加する、など。
このような、いくつかのからだの変化が感じられたら、そろそろお産が近くなっている兆候と考えて良いと言われています。
特に初産のママは突然陣痛が来てお産が始まる!と思う方もいらっしゃるかもしれません。私も、最初の妊娠の時は急に世界が変わるのかと大変身構えておりました。
しかし、これまでの妊娠の経過と同様に次のステップへ向かう変化は「兆し・兆候」を捉えることができるので、過度に心配をなさらないようにしてくださいね。
それから、兆候については、言葉による表現に限界がありますし、「いつもと違うような気がする」という感覚も重要かもしれません。
兆候を感じたら、どのような心構えでいると良いでしょうか?
私は二度の出産で、一度目はとにかく不安が多すぎて、出産の段階でとても疲れてしまい、体力・気力も擦り減ってしまった!という経験があります。ですので、兆候の段階では、緊張せずに、慌てずに・・・
「そろそろ始まるかな?」
「もうすぐ赤ちゃんに会えるかも!」
「困ったら産院にも連絡ができるから大丈夫!」
と気持ちをリラックスさせて、大らかにしていてくださいね。
その後のことを考えて、少しでも緊張しない時間を過ごすことをお勧めします。
その後のこと、というのは、お産にかかる平均の時間を見ても、体力・精神力が必要なことがわかります。
初産の妊婦さんの場合なら、陣痛が始まってから、子宮口全開大までが10~12時間、さらに分娩室に入ってから出産まで2~3時間が目安と言われています。
経産婦さんの場合は、約4~5時間で子宮口全開大になり、分娩室に入ってからは約1時間で出産になると言われています。
出産は体力を維持し、気持ちを維持することがとても大切なポイントになってくると思います。
兆候を感じられた段階では、気持ちが張り詰めてしまうと、気力の消耗が早くなってしまうかもしれませんので、リラックス!を是非心がけてください。
そして、いよいよお産が始まるサインに気がつくタイミングがやってきます。
お産の始まるサインについて、確認してみましょう。
おしるし、前期破水、陣痛があります。
①おしるし
茶色やピンクの粘液状のおりもので、子宮収縮によって卵膜と子宮壁が擦れて起こる少量の出血におりものが混じったもののことです。
②前期破水
赤ちゃんを包む卵膜が破れて、羊水が流れ出ることがあります。陣痛前に起こるのが前期破水で、腟から細菌が感染する恐れがあるので、すぐに入院する必要があります。
③陣痛
陣痛には陣痛と前駆陣痛があります。
陣痛・・・赤ちゃんを子宮から押し出すための収縮です。間隔を開けながら、規則正しく起こるものを言い、10分以内または1時間で6回のペースが陣痛と言われています。
前駆陣痛・・・陣痛の開始前に起こる練習のような子宮収縮を前駆陣痛と言います。痛みの強さも起こる間隔も不規則です。そのうちに次第に遠のいていき、治まっていきます。
前駆陣痛と陣痛の違いは、痛みが起こる間隔の長さです。前駆陣痛は、今までとは違うおなかの張りや痛みがあるものの、そのうちに治まってしまいます。
お産の始まりのサインは、以上のようにいくつかありますので、どのサインでスタートしても慌てないで、産院に連絡をとって、産院に行く準備をしましょう。サインかどうか微妙な時も産院へ連絡を入れましょう。
産院へ連絡、移動する際は・・・
まずは、電話で産院に連絡をとってください。
①名前・予定日
②どのようなお産のサインがあったか(陣痛・破水・おしるしなど)
③陣痛時は、いつから始まったか、痛みと痛みの間隔を計り伝える
そして、いよいよ産院へ向かいます。
時間によっては、交通手段も変わってきますので、タクシーの電話番号なども控えておくと安心ですね。
私は最初の出産の日は、雨の降る深夜でしたので、視界も悪かった思い出があります。夜は、特に気をつけて出発してください。
まとめ
お産の兆候やサイン、そして産院に向かうという内容で書かせていただきましたが、よりお産のイメージを持っていただくことができましたら幸いです。
お産の兆候は、ママの身体からは準備が整いましたよというサイン、赤ちゃんからはママ・パパに会いに行きましゅ!というサイン、と言えることもできると思います。
リラックスしたり、前向きな気持ちが、ママと赤ちゃんを支えてくれると
思いますので、どうぞ頑張ってください。スタッフ一同応援しております。
赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?
赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。
幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。
- 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
- 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
- どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
- 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
- それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。
実際に保管・利用した方のお声
出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま
さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています
元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。
さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。
その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。
医師からのメッセージ

総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生
応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療
近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。
さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」
株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。
ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

研究所

研究所
国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

研究所
無料パンフレットをお送りします!
さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。
赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。

この記事の監修者
坂田陽子
経歴
葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。
日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業
資格
助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー