身内の出産祝いにお金を贈るときのタブー5選|相場の金額やマナーも紹介

孫や姪など身内に、出産祝いとしてお金を贈ろうと考えているが、マナーや包むべき金額など基準はあるのだろううかと悩んでいませんか。
包むべき金額はお金を贈る相手との関係性によって、相場が変化します。
また、出産祝いとしてお金を渡すときのタブーも存在するのです。
この記事では、以下の内容を解説します。
・ 身内に出産祝いとしてお金を贈るときの相場
・ 出産祝いを贈るときのタブー5点
この記事を読むと、身内へ出産祝いを贈る際の不安がなくなり、親族と良好な関係を続けられますよ。
【関係性別】身内に出産祝い金を贈るときの相場
出産祝いの金額は、お金を渡す相手との関係性によって変わります。
この記事でいうお金を渡す相手は「産まれた赤ちゃんの親」です。
出産祝い金を渡す相手 | 金額(円) |
息子・娘 | 5~10万 |
兄弟・姉妹 | 1~3万 |
甥・姪、いとこ | 1万 |
あくまでも目安であるため、自身の経済状況や家族との相談で決めるようにしましょう。
身内への出産祝いにまつわるお金のタブー1:不吉な数字の金額
祝いごとでは「4=死」や「9=苦」など、縁起の悪いイメージを連想させる数字は使わないのがマナーです。
出産祝いとしてお金を包む際も「4万円」や「9万円」は避けましょう。
また「偶数」の金額も避けるのが無難です。
偶数は割り切れる数字であるため、ご祝儀を贈る際は避けたほうがよいとされています。
ただし風習や慣習によっては、偶数を気にしない地域もあるため、一概にはいえません。
身内への出産祝いにまつわるお金のタブー2:のし袋の水引が「結び切り」「あわじ切り」
現金を包むのし袋は、お祝い事によって「水引の色や種類」が決まっています。
なかでも、出産祝いのお金を包むときの水引は「結び切り」「あわじ切り」が施されたのし袋はタブーです。
結び切り・あわじ結びは、結ぶのが難しくなかなかほどけない形になっています。
なぜなら「二度と繰り返す事のないように」という想いが込められているからです。
よって出産は「何度あってもおめでたい」ことであるため、結び切り・あわじ結びは不適切だといえます。
出産祝いの水引には、以下の特徴があるものを使いましょう。
・ 結び方:蝶結び
・ 色:紅白(縁起がよい)
・ 水引の本数:5 or 7本(偶数は避ける)
蝶結びは何度も結べるため、「何度起きてもおめでたい」ことに使います。
よって、出産祝いに適しているといえるでしょう。
身内への出産祝いにまつわるお金のタブー3:のし袋の表書きが「寿」
のし袋に記載する表書きは「御出産御祝」や「御祝」が無難です。
「御出産祝」など4文字は、4=死を連想させるため不吉とされる場合もあるため、避けましょう。
また「寿」は結婚祝いのみに使う表書きであるためNGです。
身内への出産祝いにまつわるお金のタブー4:出産前に贈る
出産祝いを贈るタイミングにもマナーがあります。
出産前や出産直後にお祝いを贈るのは避けましょう。
妊娠経過が良好であったとしても、無事に出産を終えてから渡すのがマナーです。
また出産直後も、母親と赤ちゃんが入院しているケースもあるため避けましょう。
出産祝いを贈るタイミングは「生後1週間からお宮参りが終わる生後1か月以内」がベストです。
お祝いを贈るのが生後1ヶ月を過ぎた場合は、遅れたことへのお詫びを添えましょう。
身内への出産祝いにまつわるお金のタブー5: 1人目と2人目の金額が異なる
「身内の親族に2人目の子どもができた」ときに、お金をいくら包むか迷いますよね。
2人目以降の出産祝いでも、包む金額は変えないほうがよいでしょう。
2人目以降で金額を変えてしまうと相手に「なぜ金額が違うのだろう」「なにか悪いことしたかな」と不安な気持ちにさせ、関係性が悪くなってしまう可能性もあります。
相手は1人目のときに、いくら貰ったかを覚えているかもしれません。
しかし2人目以降も、1人目と同じ金額を包むのが無難でしょう。
まとめ
身内に出産祝いとしてお金を贈るときの相場は、娘や息子の場合5~10万円、兄弟・姉妹の場合1~3万円、甥姪やいとこの場合1万円とされています。
お金を贈るときの金額は、縁起の悪いイメージの数字や「偶数」の金額を避けるのが無難です。第一子と第二子以降で金額を変えないように気をつけましょう。
現金を包むのし袋は、水引の色が紅白、本数が5本か7本、結び方が蝶結びののし袋を選ぶようにしましょう。
のし袋に記載する表書きは「御出産御祝」や「御祝」が無難です。
出産祝いを贈るタイミングは「生後1週間からお宮参りが終わる生後1か月以内」がベストです。
赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?
赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。
幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。
- 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
- 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
- どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
- 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
- それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。
実際に保管・利用した方のお声
出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま
さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています
元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。
さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。
その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。
医師からのメッセージ

総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生
応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療
近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。
さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」
株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。
ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

研究所

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国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

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無料パンフレットをお送りします!
さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。
赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。