新生児にこれは必要?いらない?出産準備リストのグッズ検証

坂田陽子

記事監修者:坂田陽子

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

初めての出産を控えた妊婦さんは「想像がつかないけど、必要な物もたくさんあるみたいだし…」と、新生児の準備に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?

何を準備するかについては、インターネットでもたくさん出てきますよね。ベビー用品店でもリストを配布していたり、雑誌に載っていたりもします。

肌着、ウェア、ベビー布団、おむつグッズ、お風呂グッズ…リストには大量のグッズがあげられています。

そして、調べれば調べるほど「どれが良いの?」「これは本当に必要なの?」と悩んでしまったり。私もかつて、調べては悩み、検索の鬼と化していました…。

そこで、今では3児の母となった私が、新生児の準備リストに載っているグッズの中で【これは絶対に必要!】【これは結局使わなかったな…】【これを選ぶときにはここに注意】という3つのグッズについて、紹介したいと思います。

それぞれのご家庭で環境が違いますので、あくまで経験談として参考にしてみてくださいね!

出産準備でこれは絶対に必要!

「ベビー布団一式」

生まれたての赤ちゃんは、病院では「新生児ベッド」というキャスター付きのベッドに寝かせられています。退院して家での生活が始まったら、夜の睡眠時には大人の布団とは別の「ベビー布団」に寝かせた方が良いでしょう

ベビー敷布団は、大人用の敷布団やベッドよりも固く出来ています。それは、赤ちゃんが布団に沈み込んで息が苦しくならないためや、寝返りができない赤ちゃんの背中に布団がぴったりくっついて熱がこもってしまうのを防ぐため等、理由はいろいろあります。

そして、赤ちゃんは吐き戻したりうんちが漏れたりもします。そのたびにシーツや敷パッドを洗う事を考えても、コンパクトで通気性の良いものを揃えると良いですね。

また、「ベビーベッドとベビー布団のどちらで寝かせようか迷う」という話もよく聞きますが、ベビーベッドの内寸とベビー布団のサイズは同じです。普通サイズとミニサイズ、それぞれ対応したベッドも布団もありますので、まずはベビー布団一式を揃えておき、赤ちゃんや生活の状況を見てからベッドにするかを検討しても問題ないと思います。

ちなみに我が家の場合、長女の時はベビー布団を床に敷いていました。しかし産後に腰痛がひどかった私にとっては、娘が泣くたびに床に敷いた布団から抱っこして立ち上がるのは辛かったです。

そのため、次女が生まれたタイミングでベビーベッドを購入しました。ベビー布団は問題なくベッドにジャストフィット!

そして今は、三女が使っています。年数が経っていたので一度クリーニングに出しましたが、問題なく使っています。 固めの敷布団のため沈み込むことも無く安心して寝かせることができ、必要に応じてベッドになっても使う事ができるので、ベビー布団一式は必要でしょう。

出産準備でいらないもの

「ミトン」

ミトンとは、赤ちゃんがする手袋の事です。赤ちゃんは爪で顔や体を引っ掻いてしまうので、引っ掻いて肌を傷つけないようにするための手袋がミトンです。

我が家も、長女の出産前にミトンを準備しました。「顔に傷つけたら嫌だな…早めにミトンさせよう」と考え、準備をしていました。

しかし、生まれてきた長女を見て衝撃を受けました。赤ちゃんはお腹の中ですでに爪が伸びた状態だったのです!新生児にしてもう、ちっちゃなネイリストのようでした。

そんな状態ですから、「この爪ではミトンでさえも引っかかるし、これ以上伸ばすことは考えられないな」と思い、産院から夫に「ミトンじゃなくて爪切り持ってきて!」と電話をしました。(ベビー用のはさみ型の爪切りです。)

常に短くしておくことで手を清潔に保てますし、引っ掻き傷も予防できます。夫は「小さすぎて爪切るの怖い…」と言っていましたが、そんなことを言っている場合ではありません。爪は伸び続けますから、パパもママも慣れた方が早いのです。

場合によっては、薬を塗った際など肌に直接触れないためにミトンを使う場合もあるようですが、すぐに必要となることは少ないように思います。

出産準備でこれを選ぶときに注意すべきポイント

「ミルク」

初めての出産の方は特に、ミルク育児になるのか完全母乳育児になるのか混合育児になるのか、希望はあっても予測が難しく、希望通りにならない場合もあります。

出産前にミルクの準備をしておいて、ミルク育児または混合育児になった場合は、それを使えるので問題ないでしょう。

しかし、母乳育児希望の場合も、新生児期に母乳育児だった場合でも、ミルクは準備しておく必要があります。

その理由は大きく2つ。

まず1つ目は、母乳が出なくなったり、あげられなくなる場合があるという事です。

理由はさまざまですが、産後のママの体調は不安定になりがちで、思いもよらないトラブルが起こったりします。体調、投薬、ストレスなどで、母乳をストップせざるを得なくなる事も。

赤ちゃんと二人きりでそういった状況になった時、お腹が空いておっぱいが恋しくて泣き叫ぶ赤ちゃんを連れて、ミルクの準備を一から始めるのは…とても大変な事なのです。

そして2つ目は、例え使わなかったとしても、ミルクは離乳食や料理に使う事ができるという事です。

元々ミルクは赤ちゃんに必要な栄養素がしっかりと詰まっていますから、離乳食に使えば手軽に栄養も補えるというわけです。飲まなかった場合でも活用ができるので、ミルクは準備しておいても無駄では無いかと思います。

ただ、準備する際にはいくつかポイントがあります!

哺乳瓶、哺乳瓶用洗剤、消毒グッズもセットで準備

ミルクケースや調乳ポットなど、結局使わなかった場合に無駄になってしまう物は、必要になってから買っても遅くありません。家にある物で代用できないか、本当にすぐ必要なのか、考えてみる必要があります。

最低でも、ミルクの他に哺乳瓶1本と哺乳瓶用洗剤、消毒があれば良いでしょう。

哺乳瓶は洗って準備したくなるところですが、それは、実際に使う時でもできます。結局使わなかった場合の事も考えると、未開封で準備しておくことをオススメします。

消費期限の長いスティックやキューブタイプがおすすめ

そしてミルクは、開封後1カ月で使い切らなければいけない缶入りタイプではなく、スティックタイプやキューブのミルクが良いでしょう。災害の備えも兼ねて、お湯の準備が要らない液体ミルクも良いかもしれませんね。

まとめ

どんな準備リストでも、パーフェクトだった!というものはないのかもしれません。

それでも、ご家庭ごと、ママや赤ちゃんごとに違う「必要な物」を試行錯誤しながら揃えていく事は、家族のカタチを作っていく幸せな作業ではないかと思います。

楽しみながら、笑顔で準備を進められると良いですね!

赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?

赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。

幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。

さい帯・さい帯血保管のポイント!

  1. 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
  2. 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
  3. どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
  4. 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
  5. それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。

実際に保管・利用した方のお声

出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま

さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています

元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。

さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。

その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。

医師からのメッセージ


総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生

応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療

近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。

さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」

株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。

ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

どうやって保管するの?
ステムセル
研究所
出産時に産科施設で採取されたさい帯・さい帯血は、ステムセル研究所の高レベルのクリーンな環境で専門スタッフが処理・検査を行います。国内最大級の細胞保管施設にて、約-190℃の液体窒素タンク内で長期間大切に保管されます。また、ステムセル研究所は厚生労働省(関東信越厚生局)より「特定細胞加工物製造許可」を取得しており、高品質と安全性を実現しています。

保管したさい帯血は何に使えるの?
ステムセル
研究所

国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

さい帯・さい帯血保管は高いと聞いたのですが…
ステムセル
研究所
さい帯またはさい帯血のどちらか一方を10年間保管する場合、月々2,980円(税込)で保管することができます。出産時にしか採取・保管することができない貴重な細胞なので、お子さまの将来に備えて保管される方が増えています。

無料パンフレットをお送りします!

さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。

赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。

この記事の監修者

坂田陽子

経歴

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。

日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業

資格

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー