赤ちゃんを迎えるにあたり、妊娠発覚後すぐに出産準備品を揃え始める人もいれば、おなかが膨らんでくると共に徐々に出産準備品を揃える人、様々だと思います。
出産にあたり、準備しなければならないものはたくさんあります。
赤ちゃんの肌着やチャイルドシート、ベビーバスなどなど、準備品に関してはベビー用品売り場に行けば、出産準備品リストが置いてあるので、それを参考に買い揃える方も多いのではないでしょうか。
ここではそのリストの中でも、私が個人的に買ってよかった出産準備品をランキング形式でご紹介したいと思います。
買ってよかった出産準備品ランキング
第3位:バスソファー
空気を入れて膨らませてお風呂で使うベビー用のソファー。はじめはお風呂で使う目的で購入しましたが、いざお風呂で使ってみると身体が洗いづらい。結局、我が家ではお風呂ではなくリビングで使っていました。このソファーは離乳食が始まって大活躍。離乳食を食べさせるとき、新聞紙やレジャーシートを敷いて、その上にこのソファーを置いていました。汚れたらサッと洗えるので、汚しても気にならず、軽くて持ち運びも便利な割には安定感もあるので、離乳食期には本当にお世話になりました。使わない時は、空気を抜いておけば場所も取らないのもよかったです。下の子が生まれるまでしまっておく際も、クローゼットのスペースを取られることはなかったです。
第2位:携帯用フードカッター(ハサミタイプ)
離乳食が終わり、少しずつ取り分けて食べられるようになってきた頃、外食先で役に立つのがこのハサミタイプのフードカッター。特に私はちゃんと洗えるように、ハサミを分解して洗えるものを選びました。
大人のように前歯で噛み千切ったり、ナイフとフォークを使って自分で切ったりできればいいのですが、まだ、喉にものを詰まらせる恐れのある乳幼児期や幼児期は、取り分ける際に食べやすいように大人が切ってあげる必要があります。外食先によってはナイフが置いてあるとは限らないので、このハサミタイプのフードカッターがあれば便利です。携帯用だとケースに入っているものが多いので、持ち運びにも便利です。
第1位:電動鼻水吸引器 メルシーポット
私が購入したのは、息子が大きくなってからでしたが、もっと早く買っておけばよかったと痛感したのがこの電動鼻水吸引器。鼻水をうまく出せない、鼻をかめない赤ちゃんにとって、鼻が詰まっているとそれはそれは苦しそうで、親としては何とかしてやりたいと思うもの。特に寝ている時にはその思いは強くなります。それまで私が使っていたのは、自動ではなく口で吸ってあげるタイプの鼻吸い器。これでも鼻水を取ってあげられないことはないのですが、最大のデメリットは自分自身に風邪がうつるということ。吸った後で、ちゃんとうがいをするなど対策をしても、鼻吸い器を通して侵入したウイルスは防ぐことができず、十中八九うつっていました。
特に授乳中、お母さんは自由に薬を飲めなかったりするので、うつってしまったら大変です。そこで、役に立つのがこの自動の鼻水吸引器。ちゃんと吸引力もありますし、何より固まった鼻水もちゃんと取れる。オススメは鼻に入れるノズルをロングタイプのものを追加で購入して使うこと。付属のノズルを使う場合、片手でノズルを鼻に固定し、もう片方の手でチューブストッパーを持ち、圧を調整するので両手がふさがってしまいます。赤ちゃんや幼児は基本的に鼻水吸引器で鼻水を取られるのを嫌がります。嫌がられるとなかなかノズルを鼻に固定するのに両手がふさがっているとうまく操作できないのです。ロングタイプを使えば、指先でノズルを持ちながら、閉じたり開いたりすることで圧が調節でき、さらに片方の手で鼻にノズルを固定できるので、鼻水の固まりも取れやすくなります。赤ちゃんから幼児期まで、長く使えるのもオススメな理由のひとつです。5歳の息子は今では自分で鼻に入れて使っています。
これから買い足す予定の出産準備品
ここまでは上の子を出産した際に買ってよかった出産準備品をランキングでご紹介しましたが、ここからは第二子妊娠中に買い足す予定の出産準備品をご紹介します。
口コミで聞いて、これから買い足そうと思っているのは、ハンディ扇風機。できればクリップ固定できるもの。すでに夏の暑さ対策でお持ちの方もいるかと思います。これが幅広い場面で活躍できるようなのです。どのように出産準備品として役に立つかというと、真夏のベビーカーでのお出かけの時。ベビーカーに乗っている赤ちゃんは大人よりも灼熱の地面に近い位置に身体があるので、非常に暑いです。そんな時、ベビーカーにハンディ扇風機を固定して風を送ってあげられれば、幾分かでも体感気温は低くできるかと思います。もちろん、指を扇風機に入れないように配慮は必要です。対策としてキッチンで使う排水溝ネットを扇風機のカバーとして取り付けて、指が入らないように工夫している方もいるようです。
そして、ほかにも役に立つのが離乳食の時。熱々のおかゆなどを、適温に素早く冷ますことができるアイテムとして便利なんです。口でフーフーするのは菌が気になるし、団扇では片手がふさがってしまうので、器を固定しながらスプーンでおかゆ混ぜるのは少々困難。ハンディ扇風機を固定して風を送れば、両手が使えるのでおかゆをスプーンで混ぜながら手早く素早く冷ますことができ、時短にもなり画期的です。夏の暑さしのぎだけでなく、幅広い場面で活躍できるハンディ扇風機を今回買い足そうと思っています。
まとめ
様々な出産準備品がある中、自分の子育てに必要な準備品を見極めるのは難しかったり、迷ったりすることも多いと思います。今はネット通販で大抵のものは手に入る便利な時代。わざわざ店舗に焦って買いに行くこともないので、必要になってから買っても遅くはないです。必要になった際に、口コミなどを参考にしながら揃えていけばよいなと思います。
この記事の監修者
坂田陽子
経歴
葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。
日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業
資格
助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー