【体験レポあり】計画無痛分娩とは?デメリットやお産の流れ、費用の目安も紹介

記事監修者:助産師 坂田陽子 先生
助産師/看護師/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

「無痛分娩は知っているが、計画無痛分娩とはどういった出産方法なのだろうか」
と思っていませんか。
計画無痛分娩とは、あらかじめ出産日を決めて出産する方法です。
陣痛の痛みを麻酔で和らげるだけでなく、あらかじめ出産日がわかっているため準備がしやすいなど、さまざまなメリットがあります。
しかし、デメリットが存在することも事実です。
この記事では主に、以下のような内容を解説していきます。
・ 計画無痛分娩のメリット・デメリット
・ 費用の目安
・ 計画無痛分娩の流れ
この記事を読むと計画無痛分娩について詳しく理解でき、自身が望む出産方法を選択する参考になりますよ。
計画無痛分娩とは?【予定日を決めて分娩する方法】
「計画無痛分娩」とは、あらかじめ分娩する日(予定日)を決めて出産する方法をさします。
予定日に陣痛促進剤を使って陣痛を起こし、人工的にお産を始める無痛分娩です。
同じ無痛分娩でも、
・計画無痛分娩は「誘発陣痛」
・通常の無痛分娩は「自然陣痛」
といった点に違いがあります。
しかし日本では、あまり普及していません。
日本全体として無痛分娩数は、2018年報告の5.2%から2024年報告の13.8%と、6年間で2.7倍に増加しつつも、全体の割合から見るとまだまだ少ないのが現状です(※1)。
さらに無痛分娩の実施状況には、地域的な偏りが大きいことも報告されています。
たとえば、東京都では分娩のうち「31.2%」が無痛分娩でしたが、岩手県や高知県では実施例がまったく見られていません(※2)。
(※1)出典:公益社団法人日本産婦人科医会 医療安全部会「硬膜外無痛分娩の現状〜日本産婦人科医会施設情報からの解析〜」2025年3月
(※2)出典:NHK「「無痛分べん」都道府県別の実施状況 実施されていない県も」2025年4月20日
計画無痛分娩のメリット
メリットは大きく分けて下記の2点です。
・ 出産予定日を決められる
・ 手術中の麻酔も計画的に行える
すでに長男や長女がいて、預け先を決めなければならない場合や、里帰り出産などで旦那さんの立会を希望している場合は、予定日が決まっていると安心ですよね。
また、麻酔投与のタイミングを逃さないことも計画無痛分娩のメリットです。
自然に陣痛が起きてから対応する通常の無痛分娩では、お産が進みすぎて麻酔が間に合わない場合があります。
計画無痛分娩では上記のような「麻酔投与のタイミングを逃す」という事態を避けられます。
さらに、計画無痛分娩の場合、陣痛を起こす前に麻酔の準備が整えてあるため、妊婦さんの希望にあった出産ができるのです。
なるべく痛みを経験したくない人は、早い段階で麻酔を投与できます。
逆に自然分娩に近づけたい人は、最後の分娩時のみ麻酔を使うことも可能です。
計画無痛分娩のデメリット
計画無痛分娩にはメリットはもちろん、デメリットも存在します。
デメリットも知って、出産方法を選択する参考にしてくださいね。
・分娩が遅れる可能性
・副作用のリスクと負担費用の増加
・医療介入が必要になる可能性
順番に見ていきましょう。
デメリット1:分娩が遅れる可能性がある
通常の無痛分娩は陣痛が始まってからスタートするのに対し、計画無痛分娩は陣痛が全くない状態でスタートします。
・陣痛促進剤を使っても陣痛が起こらない
・陣痛が起こっても微弱陣痛で分娩が進まない
・なかなか子宮口が開かない
などの理由から分娩が遅れる可能性があります。
麻酔によって弱くなった陣痛のため分娩の時間が長くなり、麻酔を一時的に減らすこともあります。
「無痛分娩のはずなのに痛くてつらかった」ということになる可能性もあります。
デメリット2:副作用のリスクと負担費用の増加
硬膜外麻酔の副作用として発熱や嘔吐が起こることがあります。
非常に稀ですが、頭痛や神経障害など重篤な合併症が起こるリスクも。
また計画無痛分娩の費用として、通常の分娩に以下のような費用がプラスされます。
・無痛分娩管理料
・分娩前日の入院費用
・陣痛促進剤の費用
・麻酔の費用
計画無痛分娩にかかる費用は、出産する施設によって異なります。
通常の分娩にプラスする金額も15~20万円と、施設によって差があるようです(※3)。
(※3)出典:大森赤十字病院 産婦人科「当院の分娩について」
デメリット3:医療介入が必要になる可能性
計画無痛分娩では、通常の分娩と比較してさまざまな医療処置が必要になる可能性が高くなります。
たとえば、
・陣痛促進剤の使用
・器械分娩(吸引分娩・鉗子分娩)
などを行う機会です。
硬膜外麻酔により痛みが和らぐ一方で、陣痛の強さも弱くなってしまう場合があります。
そのため、お産の進行をスムーズにするために陣痛促進剤を使用する必要が生じやすくなるのです。
さらに麻酔の影響でいきむ感覚がわかりにくくなるため、胎児を外に押し出す力が弱くなることがあります。
結果、自然な力だけでは胎児が生まれにくくなり、吸引分娩や鉗子分娩といった器械を使った分娩が必要になる頻度が高くなるのです。
とくに初めて出産する人では、こうした医療介入が必要になる可能性がより高いとされています(※4)。
自然分娩と比べて、医療的な介入が増えることは理解しておきましょう。
(※4)出典:国際医療福祉大学 成田病院「無痛(和痛)分娩について」
計画無痛分娩の流れを7ステップで紹介
計画無痛分娩は、下記7ステップで行われます。
1.分娩予定日の決定
2.入院
3.麻酔の準備
4.陣痛促進剤の投与
5.タイミングを見計らい麻酔を投与
6.出産
7.産後の経過観察
順番に内容を紹介していきます。
ステップ1:分娩予定日の決定
計画無痛分娩の予定は「妊娠37週以降」の正期産の時期に入ってから医師が決めます(※5)。
妊婦さん本人の希望を聞き、母体と胎児の状態を総合的に判断して、出産の準備が整う時期を予測するのです。
緊急性がある場合は、妊婦さんの希望に関わらず、安全性を考慮した予定日に実施されます。
(※5)出典:高度急性期医療センター 公立昭和病院産婦人科「無痛分娩のご案内」
ステップ2:入院
計画無痛分娩の場合、予定している日の「前日」から入院します(※6)。
心電図、血圧計、胎児心拍数陣痛計装着などの準備も。
また、必要に応じてバルーンと呼ばれる水風船のような器具を子宮口へ挿入し、子宮口を広げます。
(※6)出典:J-STAGE|昭和大学(加藤里絵)埼玉医科大学(照井克生)「ワークショップ 5「硬膜外無痛分娩の産科管理─最適化を目指して多職種が語り合う」」2023 ( 令和 5 ) 年 4 月
ステップ3:麻酔の準備
無痛分娩では多くの場合「硬膜外麻酔」が用いられます。
硬膜外麻酔とは、背骨にある硬膜外腔という場所に直径1mm程の細くて柔らかい管を入れ、薬を投与する麻酔方法です(※7)。
硬膜外の管を入れる処置にかかる時間が「10分」ほど、硬膜外の管から薬を注入し鎮痛効果が現れるまでにかかる時間が「20~30分」程度です(※8,9)。
背中に針を刺して薬を注射で投与する「脊椎麻酔」を併用する場合も。
脊髄麻酔は、まず脊髄くも膜下腔に薬を投与し、その直後に硬膜外腔に管を入れます。
硬膜外麻酔のみで行う鎮痛法に比べて効果が早く現れ、数分後にはある程度の鎮痛効果が感じられるでしょう。
(※7)出典:独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 産婦人科外来「和痛分娩を受けられる方へ」
(※8)出典:国立病院機構 西新潟中央病院「麻酔科」
(※9)出典:昭和大学江東豊洲病院 産科 麻酔科「無痛・和痛分娩についてのご案内」
ステップ4:陣痛促進剤の投与
計画無痛分娩の場合、人工的に子宮収縮を起こして陣痛を促進させるために陣痛促進剤を点滴で投与します。
投与後は、分娩が進むのを待ちます。
出産までの時間は自然分娩と変わらず、初産婦で「12~16時間」経産婦でも「5~8時間」程度です(※10)。
陣痛促進剤の効きめが弱ければ投与量を増やしたり、陣痛促進剤の種類を変えて対処します。
どうしても促進剤の効きめがない場合には一度退院し、後日あらためて分娩に臨むというケースもあります。
(※10)出典:独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 産婦人科外来「和痛分娩を受けられる方へ」
ステップ5:タイミングを見計らい麻酔を投与
陣痛が強まって、子宮口がだいたい4cm近くなってきたら、硬膜外の管に麻酔薬を注入して痛みを和らげます(※11)。
痛みが苦手な人は、「痛くなってきたな」と感じたら薬を追加してもらうとよいでしょう。
しかし、分娩の進行状況によって麻酔の開始を遅らせることもあります。
また麻酔の効き目には個人差があり、無痛分娩でも痛みを感じるケースがあることは覚えておきましょう。
(※11)出典:浜松医療センター「硬膜外無痛分娩マニュアル 麻酔科医 手順」2020 年 2 月 28 日
ステップ6:出産
麻酔が効いていると痛みの感覚がないため、いきむタイミングが難しいといわれています。
そのため、おなかの張りと助産師さんの合図を頼りにいきむことになるでしょう。
また無痛分娩の場合は、普通分娩よりも吸引分娩になるケースが多いです。
吸引分娩とは、赤ちゃんの頭にシリコンもしくは金属製の吸引カップをつけ、吸引圧をかけて引っ張り出す分娩方法です。
痛みはなくても、赤ちゃんが出てきた瞬間がわかったという人もいます。
赤ちゃんが誕生した時の感動は自然分娩と変わりません。
すぐに赤ちゃんを抱くこともできます。
分娩から縫合まですべて麻酔が効いた状態で行うため、会陰切開の痛みもありません。
ステップ7:産後の経過観察
出産後2時間程で麻酔が切れます(※12)。
無痛分娩は分娩時の精神的な疲労感が少ない分、産後の回復が早いといわれています。
(※12)出典:医療法人 聖粒会「無痛分娩について」
【体験レポ】計画無痛分娩で出産した妊婦さんの話
私は、長女を自然分娩・次女を計画無痛分娩で出産しました。
計画無痛分娩を選んだ理由
次女の時に計画無痛分娩をしようと決めたのは、
・長女の自然分娩時に時間がかかり(約2日)、体力低下が著しく、産後が大変だった
・まだ幼い長女の世話もあるため、次女の産後は体力を温存したかった
・出産時の長女の預け先確保のため、計画的に分娩できることに魅力を感じた
ことが一番の理由です。
もちろん、もうあの陣痛に2日も耐えたくない…という気持ちも強くありました。
家族に計画無痛分娩を反対されなかった?
実家の母からは最初「痛みを伴わないお産なんて!」「麻酔はリスクがある」と反対されました。
ただ最終的には、「長女や、産後お世話になる家族にも、極力迷惑をかけたくない」「お産は私がすること」をしっかり話して、納得してもらいました。
とくに親世代には、まだまだ無痛分娩への抵抗があるんだなと感じました。
計画無痛分娩は予定通り進んだ?
予定日はかなり早い段階(妊娠6~7ヶ月頃)に決まりましたが、いざ予定日前の健診では「まだ子宮口が固い」と言われ、結局2週間延期になりました。
「計画」とはいえど、やはり母体・赤ちゃんの体の準備によって、直前に予定日が変わることはあるようです。
計画無痛分娩の麻酔はどうだった?痛みや効果は?
硬膜外麻酔の注射を打つ時はまったく痛みはなく、背中を丸めていたらあっという間に終わりました。
私は予定日前日の深夜から微弱陣痛が始まっており、入院・麻酔の頃にはだいぶ陣痛の痛みが強くなっていたのですが、麻酔をしてもらってから5分後くらいには、痛みが嘘のようになくなっていました。
下半身に麻酔が効くので、足が動かない感覚が不思議でした。
お腹の張りがどんどん強くなる感覚(筋肉がキューッと強く収縮している感じ)はわかるのですが、痛みはまったく感じません。
お産が進んで子宮口が開くまでの間、家族と談笑したり、友人にLINEを送ったり、リラックスして過ごしていました。
計画無痛分娩の出産はどんな感じ?
子宮口が開いてから、助産師さんや医師が大勢集まってきて、いよいよ出産になりました。
そこからは自然分娩と一緒で、いきんだり深呼吸したりを、助産師さんの指導のもとおこないました。
お腹が張る感覚はわかっていたので、それにあわせていきむ感じでした。
同じ計画無痛分娩をした友人が何人かいるのですが、麻酔の効き具合によっては、お腹の張りやいきむタイミングがわかりづらかった、ということもあるようです。
結果、次女は入院してから3時間のスピード安産でした。
経産婦だったことや、すでに微弱陣痛が始まっていたこともあったのでしょうが、麻酔のおかげでリラックスできたことも安産につながったのではと思っています。
また会陰切開があったのですが、その処置も麻酔が効いた状態でできたので、産後処置の痛みもなかったのが嬉しかったです。
計画無痛分娩の産後はどんな感じ?麻酔が切れた後の痛みは?
私の場合、麻酔が切れた後の頭痛・吐き気のような副作用はありませんでした。
麻酔が切れた後は、徐々に会陰切開の傷や、後陣痛の痛みが出てきました。
ただ長丁場だった長女の出産時とは比べ物にならないぐらい、体が元気でした。
出産後に精魂尽き果てるのではなく、「感動の涙」を流す余裕があったことは、良い思い出になりました。
もし娘たちが将来出産をすることになったら、選択肢の一つとして、無痛分娩も薦めてあげたいなと思いました。
計画無痛分娩に関するQ&A
ここでは計画無痛分娩について、よくある3つの質問をまとめました。
順番に見ていきましょう。

希望する場合は、分娩予定日より前もって日程を調整し、麻酔対応が可能な時間帯で出産できるよう計画を立てます。
産科施設によっては早めの申し出が必要になるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

赤ちゃんにとっての安全性は、分娩方法よりも「お産の進行状況」や「医療体制」が大きく関係します。
赤ちゃんにとってより安心なお産にするには、「ママが安心して出産できる環境を選ぶこと」が最も大切です。
無痛か自然かで迷う場合は、医師とじっくり相談して決めましょう。

計画無痛分娩では、あらかじめ分娩誘発剤(バルーンや内服・点滴)を使ってお産の進行を促しながら、同時に麻酔を管理していきます。
初産婦さんは子宮口が開くのに時間がかかりやすく、誘発に1〜2日かかることもあります。
一方で経産婦さんはスムーズに進みやすく、予定通りのタイミングで出産に至るケースが多いです。
まとめ
計画無痛分娩とは、あらかじめ出産日を決めて無痛分娩を行う方法です。
陣痛促進剤を使って陣痛を誘発するという点が、通常の無痛分娩と異なります。
出産日がわかっているため準備がしやすいというメリットがありますが、陣痛がない状態から始めるため、分娩が遅れる可能性があり、陣痛促進剤の影響で軽い陣痛が続いてしまうデメリットがあります。
また、麻酔によるリスクもあります。
計画無痛分娩にかかる費用の相場は通常の分娩にプラス15~20万円で、出産する施設により異なります。
計画無痛分娩の流れは、
1.分娩予定日の決定
2.入院
3.麻酔の準備
4.陣痛促進剤の投与
5.麻酔の投与
6.出産
7.産後の経過観察
となります。
メリット・デメリットを十分に把握して、納得のいく出産方法を選択しましょう。
赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?
赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。
幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。
- 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
- 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
- どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
- 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
- それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。
実際に保管・利用した方のお声
出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま
さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています
元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。
さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。
その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。
医師からのメッセージ

総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生
応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療
近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。
さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」
株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。
ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

研究所

研究所
国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

研究所
無料パンフレットをお送りします!
さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。
赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。

この記事の監修者
助産師 坂田陽子 先生
経歴
葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。
日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業
資格
助産師/看護師/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー