出産準備品で買ってよかったものランキング

坂田陽子

記事監修者:坂田陽子

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

赤ちゃんを迎えるにあたり、妊娠発覚後すぐに出産準備品を揃え始める人もいれば、おなかが膨らんでくると共に徐々に出産準備品を揃える人、様々だと思います。

出産にあたり、準備しなければならないものはたくさんあります。

赤ちゃんの肌着やチャイルドシート、ベビーバスなどなど、準備品に関してはベビー用品売り場に行けば、出産準備品リストが置いてあるので、それを参考に買い揃える方も多いのではないでしょうか。

ここではそのリストの中でも、私が個人的に買ってよかった出産準備品をランキング形式でご紹介したいと思います。

 買ってよかった出産準備品ランキング

第3位:バスソファー

空気を入れて膨らませてお風呂で使うベビー用のソファー。はじめはお風呂で使う目的で購入しましたが、いざお風呂で使ってみると身体が洗いづらい。結局、我が家ではお風呂ではなくリビングで使っていました。このソファーは離乳食が始まって大活躍。離乳食を食べさせるとき、新聞紙やレジャーシートを敷いて、その上にこのソファーを置いていました。汚れたらサッと洗えるので、汚しても気にならず、軽くて持ち運びも便利な割には安定感もあるので、離乳食期には本当にお世話になりました。使わない時は、空気を抜いておけば場所も取らないのもよかったです。下の子が生まれるまでしまっておく際も、クローゼットのスペースを取られることはなかったです。

第2位:携帯用フードカッター(ハサミタイプ)

離乳食が終わり、少しずつ取り分けて食べられるようになってきた頃、外食先で役に立つのがこのハサミタイプのフードカッター。特に私はちゃんと洗えるように、ハサミを分解して洗えるものを選びました。

大人のように前歯で噛み千切ったり、ナイフとフォークを使って自分で切ったりできればいいのですが、まだ、喉にものを詰まらせる恐れのある乳幼児期や幼児期は、取り分ける際に食べやすいように大人が切ってあげる必要があります。外食先によってはナイフが置いてあるとは限らないので、このハサミタイプのフードカッターがあれば便利です。携帯用だとケースに入っているものが多いので、持ち運びにも便利です。

第1位:電動鼻水吸引器 メルシーポット

私が購入したのは、息子が大きくなってからでしたが、もっと早く買っておけばよかったと痛感したのがこの電動鼻水吸引器。鼻水をうまく出せない、鼻をかめない赤ちゃんにとって、鼻が詰まっているとそれはそれは苦しそうで、親としては何とかしてやりたいと思うもの。特に寝ている時にはその思いは強くなります。それまで私が使っていたのは、自動ではなく口で吸ってあげるタイプの鼻吸い器。これでも鼻水を取ってあげられないことはないのですが、最大のデメリットは自分自身に風邪がうつるということ。吸った後で、ちゃんとうがいをするなど対策をしても、鼻吸い器を通して侵入したウイルスは防ぐことができず、十中八九うつっていました。

特に授乳中、お母さんは自由に薬を飲めなかったりするので、うつってしまったら大変です。そこで、役に立つのがこの自動の鼻水吸引器。ちゃんと吸引力もありますし、何より固まった鼻水もちゃんと取れる。オススメは鼻に入れるノズルをロングタイプのものを追加で購入して使うこと。付属のノズルを使う場合、片手でノズルを鼻に固定し、もう片方の手でチューブストッパーを持ち、圧を調整するので両手がふさがってしまいます。赤ちゃんや幼児は基本的に鼻水吸引器で鼻水を取られるのを嫌がります。嫌がられるとなかなかノズルを鼻に固定するのに両手がふさがっているとうまく操作できないのです。ロングタイプを使えば、指先でノズルを持ちながら、閉じたり開いたりすることで圧が調節でき、さらに片方の手で鼻にノズルを固定できるので、鼻水の固まりも取れやすくなります。赤ちゃんから幼児期まで、長く使えるのもオススメな理由のひとつです。5歳の息子は今では自分で鼻に入れて使っています。

これから買い足す予定の出産準備品

ここまでは上の子を出産した際に買ってよかった出産準備品をランキングでご紹介しましたが、ここからは第二子妊娠中に買い足す予定の出産準備品をご紹介します。

口コミで聞いて、これから買い足そうと思っているのは、ハンディ扇風機。できればクリップ固定できるもの。すでに夏の暑さ対策でお持ちの方もいるかと思います。これが幅広い場面で活躍できるようなのです。どのように出産準備品として役に立つかというと、真夏のベビーカーでのお出かけの時。ベビーカーに乗っている赤ちゃんは大人よりも灼熱の地面に近い位置に身体があるので、非常に暑いです。そんな時、ベビーカーにハンディ扇風機を固定して風を送ってあげられれば、幾分かでも体感気温は低くできるかと思います。もちろん、指を扇風機に入れないように配慮は必要です。対策としてキッチンで使う排水溝ネットを扇風機のカバーとして取り付けて、指が入らないように工夫している方もいるようです。

そして、ほかにも役に立つのが離乳食の時。熱々のおかゆなどを、適温に素早く冷ますことができるアイテムとして便利なんです。口でフーフーするのは菌が気になるし、団扇では片手がふさがってしまうので、器を固定しながらスプーンでおかゆ混ぜるのは少々困難。ハンディ扇風機を固定して風を送れば、両手が使えるのでおかゆをスプーンで混ぜながら手早く素早く冷ますことができ、時短にもなり画期的です。夏の暑さしのぎだけでなく、幅広い場面で活躍できるハンディ扇風機を今回買い足そうと思っています。

まとめ

様々な出産準備品がある中、自分の子育てに必要な準備品を見極めるのは難しかったり、迷ったりすることも多いと思います。今はネット通販で大抵のものは手に入る便利な時代。わざわざ店舗に焦って買いに行くこともないので、必要になってから買っても遅くはないです。必要になった際に、口コミなどを参考にしながら揃えていけばよいなと思います。

 

赤ちゃんの未来に備える「さい帯・さい帯血保管」を考えてみませんか?

赤ちゃんとお母さんをつなぐ、「へその緒(さい帯)」と、その中を流れる血液「さい帯血」には、体を作るためのもととなる貴重な「幹細胞」が多く含まれていて、赤ちゃんやご家族の将来に備えて長期的に凍結保管することができます。

幹細胞は新しい医療への活用が進められており、もしもの時に役立てられる可能性があります。

さい帯・さい帯血保管のポイント!

  1. 出産後わずか数分の間にしか採取できない貴重な赤ちゃんのものです。
  2. 採取の際、お母さんと赤ちゃんに痛みや危険はありません。
  3. どちらにも幹細胞がたくさん含まれています。
  4. 再生医療分野など、さまざまな活用が進んでいます。
  5. それぞれ異なる幹細胞が含まれているため、両方を保管しておくことで将来の利用の選択肢が広がります。

実際に保管・利用した方のお声

出産時にしか採取できない「さい帯血」を、脳性まひのお子さまに対して臨床研究で使用された方のお声をご紹介します。

高知大学の臨床研究で
さい帯血投与を受けたお子さま

さい帯血を保管して
本当に良かったと思っています

元気に産まれたと思っていましたが、生後半年頃から左手をほとんど使おうとしないことに気付き、1歳頃にやはり何かおかしいと思ってMRIを撮ってもらうことにしました。結果1歳5ヶ月で脳性まひとわかりました。
2歳の誕生日にステムセルからハガキが届き、出産時に保管したさい帯血がもしや役に立つのではと思い至りステムセルに問い合わせました。ちょうど臨床試験への参加者を募集していて、運よく2歳5ヶ月のときに参加することができました。
輸血前は左手と左足に麻痺があり、歩けてはいるものの、とても転びやすく、少し歩いては転びを繰り返していました。しかし輸血後、翌日には転ぶ回数が減り、おもちゃを両手で掴めるようになって驚きました。その後もリハビリも継続し、完治したわけではありませんがかなり麻痺が軽くなったように思います。
現在、地域の小学校の普通級に集団登校で通えています。
まさか我が子がさい帯血を使って治療をすることになるとは思っていませんでしたが、保険のつもりでさい帯血を保管しておいて本当に良かったと思います。

さい帯・さい帯血を利用した再生医療の研究が、今まさに国内外で進んでいます。

その他のお声は公式サイトからご覧いただけます。

医師からのメッセージ


総合母子保健センター
愛育病院 病院長
百枝幹雄 先生

応用範囲が広がる
「さい帯・さい帯血」による再生医療

近年、めざましく進歩している再生医療のなかで、さい帯やさい帯血の幹細胞を利用する技術の最大の特徴は、通常は破棄してしまうけれども実はとてもポテンシャルの高い出生時の幹細胞を活用するという点です。
これまで有効性が示されている白血病、脳性まひ、自閉症のほかにも様々な疾患に対して臨床研究が進んでいますし、民間のバンクではご家族への利用も可能になりつつありますので、今後はますます応用範囲が広がることが期待されます。
一方、忘れてはならないのは必要になるまで幹細胞を長期間安全に保管するには信頼できる設備と技術が必要だということで、それにはそれなりのコストがかかります。
コスト・ベネフィットのとらえ方は人それぞれですが、お子様とご家族の将来を見据えてベネフィットが大きいとお考えの方には、信頼できる施設へのさい帯やさい帯血の保管は十分価値のある選択肢だと思います。

さい帯・さい帯血についてより詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

保管するなら、ステムセル研究所の「HOPECELL(ホープセル)」

株式会社ステムセル研究所が提供する「さい帯・さい帯血ファミリーバンクHOPECELL(ホープセル)」は、日本国内で最も選ばれている保管サービスです。

ステムセル研究所は、25年以上の保管・運営実績がある日本初のさい帯血バンクで、国内最多となる累計80,000名以上のさい帯血を保管しています。

どうやって保管するの?
ステムセル
研究所
出産時に産科施設で採取されたさい帯・さい帯血は、ステムセル研究所の高レベルのクリーンな環境で専門スタッフが処理・検査を行います。国内最大級の細胞保管施設にて、約-190℃の液体窒素タンク内で長期間大切に保管されます。また、ステムセル研究所は厚生労働省(関東信越厚生局)より「特定細胞加工物製造許可」を取得しており、高品質と安全性を実現しています。

保管したさい帯血は何に使えるの?
ステムセル
研究所

国内では脳性まひに対する、赤ちゃんご自身やごきょうだいのさい帯血投与の研究が行われています。海外の臨床研究では、投与により運動機能および脳神経回路の改善が報告されています。また自閉症スペクトラム障害(ASD)に対して、さい帯血の投与によりコミュニケーション能力や社会への順応性が向上する可能性が期待されており、大阪公立大学にてお子さまご自身のさい帯血を投与する臨床研究が開始されます。

さい帯・さい帯血保管は高いと聞いたのですが…
ステムセル
研究所
さい帯またはさい帯血のどちらか一方を10年間保管する場合、月々2,980円(税込)で保管することができます。出産時にしか採取・保管することができない貴重な細胞なので、お子さまの将来に備えて保管される方が増えています。

無料パンフレットをお送りします!

さい帯・さい帯血保管についてより詳しく知っていただけるパンフレットをご自宅へお送りします。

赤ちゃんの将来に備える「さい帯・さい帯血保管」をぜひ妊娠中にご検討ください。

この記事の監修者

坂田陽子

経歴

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。

日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業

資格

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー